楽しくて動物と人のためになる、大満足のペットイベント「インターペット2017」

先日「インターペット2017」というペットに関する最新グッズや最新情報などが満載のイベント（2017年は3/30金〜4/2日まで、東京ビッグサイトで開催）に行ってきました。というわけで今日は、久しぶりの「ペットイベントレポート」をお送りします！

この「インターペット」というイベントは毎年開催されており2017年で7回目だそうです。私は去年予定が合わず行けなかったので、今年こそはと楽しみにしていました。

念願叶ってやっと参加できたのですが、感想を一言でいうと「大満足！」の当たりイベントでした。（期待しすぎると「ハズレだー、疲れただけでつまんなかったー」となりがちなのですよね）帰りのバスで「2018年も行くぞ」と固く決意したほど、個人的にはいろんな意味で大充実でした。

ようこそ、インターペットへ！

「インターペット」の会場は東京ビッグサイト。人混みばかりではなく、意外にくつろげる場所もある

私は最終日、日曜の午後13時すぎに一人で行ったのですが、会場内はすでに人でごった返していました。もしかしたら人間の数より犬の数の方が多いのでは！？と思うほどワンちゃんもたくさん参加していました。さすがに猫ちゃんはあまりいませんね。でも基本的に主催側は動物連れを大歓迎しているようです。

「インターペットのようなイベントは人混みが苦手だから気後れする」という人もいるかもしれませんね。私もそうです。でもそんな私でもこちらのイベントは大丈夫でした。その理由は！？

人混みが苦手でもOK！外にはくつろげるベンチなどもあり快適、コンビニもあって便利。

東京ビッグサイトのいいところは、広大すぎるがゆえに「人混みから逃れることもできる」のです！新宿や渋谷などのターミナル駅はどこに行っても人がいますが、ここは屋外のスペースも広く取られていて、タリーズコーヒーのカフェがあったり、セブンイレブンがあったりして食事に困ることもありませんでした。

私はセブンイレブンでパンとコーヒーを購入、サクッと小腹を満たしてから会場へ。（きちんとしたご飯を食べたい方向けには、屋内にレストランがありさまざまなテナントが入っています。和洋中なんでもあります。）

当日は心地よい春の陽気で、外で座ってコーヒーを飲むにはとても快適でした。ちょこっと座れるようなベンチもたくさんあるし、向こうに海が見えたりスズメがたくさんやってきて遊んでいたり。こういう見本市会場は混んでいて人疲れするイメージしかなかったのですが、かなりの広さゆえに人がいないところが結構あるのです。会場のある1点に集中しているというだけで、他は結構閑散としているなぁと思いました。ここってのんびりした休日を過ごしたい方にも、実はおすすめなのかも。

東京ビッグサイトの中はとーっても広大！　同日に他のイベントがいくつか開催されています。迷うとかなりいい運動になるくらい歩かされてしまうので、地図で場所を確認しましよう。

行きづらい場所にあるイメージの東京ビッグサイト、実はアクセス便利。犬・猫以外に小動物も！

駅近で電車利用が便利。バスも乗り入れており、自家用車での参加もOK

また、見本市会場は広大な敷地が必要なので僻地にあるようなイメージ（失礼）ですが、ここは意外にアクセスもよかったです。電車での最寄り駅はゆりかもめ「国際展示場正門駅」徒歩3分か、りんかい線「国際展示場駅」徒歩7分なのですが、ここはバスが乗り入れています。バスでアクセスできる方なら、会場敷地内まで運んでくれるバス（都営バス、Kmフラワーバス、京急バス）がおすすめです。東京駅、豊洲駅、門前仲町駅を経由するコースがあるようです。

「日の出桟橋」から水上バスも出ているようで、こちらはそんなに実用的ではないかもしれませんが、観光目的も兼ねている方なら楽しいですね。これから水上バスはベストシーズンです。ペットと一緒に参加することもできるので、事前に駐車券つきにチケットを買っておけば自家用車での来場もできます。

メインは犬と猫だが鳥やハムスター、魚など小動物の展示やグッズも！

たくさんの「ペット関連企業」がブースを持って新製品やサービス等の紹介を行っています。ただみているだけでも会場の雰囲気が明るく楽しいのですが、思わぬサービスや商品に出会えて、動物好きならワクワクすること間違いなし！です。一番のメインは「犬」で次に多いのが「猫」向けの展示。でも鳥やハムスター、魚（熱帯魚やミドリフグ等の展示ブースが美しかったのが印象的でした）のブースもあって、動物好きさんならどこを見てもスキップするくらい楽しいと思います。

ペットとは直接関係なさそうな有名企業も参加。「ペット市場」の拡大を肌で感じた

TOYOTAやフォルクスワーゲン等クルマの会社や、旭化成ヘーベルハウス等の住宅メーカーなども参加。さまざまな業界から注目されるペット市場

「え？なんでペットのイベントに？」と一瞬驚くような企業までもが展示をしていました。こういう大手企業が参入してくるということは、「ペットを飼う人たち」というマーケットの規模が見過ごせないほどの大きさになってきたということでしょう。「ペット」が「家族」として世の中に受け入れられつつあるという、時代の風を感じました。

会場内に小さな公園のようなスペースがありました。ここも企業展示の一環のようです 。ちょうど4月上旬ということで満開の桜（生花ではありませんが）の下にベンチが置かれていて、ペットを連れた家族づれやご年配の方が座って団らんしていました。ここもすでに「家族」の中には「ペット」が含まれていることを象徴していて「ペット」と「団らん」って、とてもしっくりくる言葉だなぁと思いながら見てきました。「ペットを連れてキャンプに行こう」というコンセプトのキャンピングカーがあったり、「酸素ボックス」なるものがあって、中に寝て試している人もいました。

会場のようす。みなさん想い思いの場所で楽しそうにしています。

会場内でお花見ができる企業提供の休憩ベンチ。ワンちゃんと記念撮影している家族もいました。

ワンちゃんを模したもふもふカー。クルマというよりぬいぐるみのようです。（デパートの屋上で走っているパンダを連想してしまいました）

これ、ペットと一緒に入るのでしょうか？？何でもありで非常に興味深いブースがたくさんありましたよ。

ペットフードの無料サンプルがもらえたり、お買い得にペットフードやおもちゃが買えたり等のお楽しみもたくさん！

最終日は16時までだったのですが、15時をまわると人もまばらになってきて片付け始めるブースもありました。私は帰る間際にペットフードやグッズ等を扱う会社、AIXIA（アイシア）さんのブースに立ち寄りました。（重くてかさばるものは最後に買おう作戦です・笑）

閉店間際の大セール！！猫缶やカリカリを大安売りでゲット！

店頭で社員と思しき数人の男性がハッピ姿でワゴンセールをしていました。日曜だというのに展示会とは大変ですが、彼らは販売員を楽しんでいるようでした。私は数点の猫缶とオススメしていただいたカリカリを購入したのですが、「最終日の最後」ということで、とてもよくしていただいて「穏やかな社風の会社なんだなぁ」と思いました。こういう人との掛け合いみたいなものが楽しいと、今度からここの製品を買おうとか思ったりするのも人情ですよね。

これらは全て無料サンプルとして今回私がいただいてきたもの。帰る頃には袋がいっぱいになりました。

 これは「ほねっこ」のゴン太でおなじみの「サンライズ」さんで募金をしたらできる「つかみ取り」でいただいてきたもの。募金額は任意です。（募金先は盲導犬協会等のようです）これ、猫飼いにはとてもうれしいですが、ワンちゃんを飼ってる方は大量のねずみを一体どうされたのでしょうか。

 AIXIA（アイシア）さんで大安売りされていた猫缶とカリカリ。いつもスーパーや通販で見るより全然お安かったです。おまけにサンプルまでいただいて、楽しい販売員さんたちに親切にしていただきました。

シアンとパンナおそろいの首輪も購入。本革のもので、普段ペットショップで見ると2500円〜くらいはしているお品のようですが、なんと1本300円でした。いろんな色やデザインがありましたよ。

数あるお土産の中で、パンナさんに一番喜ばれたものはこれ。（やっぱりね）1mくらいの長い長い棒に本物の孔雀の羽がついた、つりざおみたいな猫じゃらし（アメリカ製）。会場価格800円ですが、普段はもっとお高いようです。シアンさんはあまり興味がないようでした。（やっぱりね）

「インターペット」は「動物を愛する全ての人にオススメ」のイベントでした！

十分に楽しめて無料サンプルのお土産もたくさん。入場料の元がしっかり取れちゃいました！

入場料の今回初めて「インターペット2017」に参加してみて動物を愛する全ての人たちが楽しめるイベントだと感じました。ワンちゃんと一緒でも、家族と一緒でも、友達と一緒でも、ひとりで行ってもその人なりの楽しみ方ができます。（さすがに猫を連れた方はほとんど見かけませんでした。1人だけ、3匹のニャンをカートに入れて連れていた猛者さんがいました・笑）

入場料は大人1500円（事前に参加登録をすると割引で1000円になりました）ですが、私は十分元がとれてお釣りがきたと思っています。無料サンプルがお土産でもらえたり、いつもの猫缶やカリカリをお得に購入できたり、最新のおもちゃがお安く手に入ったり。たくさんのワンちゃんが歩いているのを見ているだけでも楽しいです。

保護猫活動などの情報が得られ、学ぶことができたのも有益だった

ペットに関するあらゆる最新のサービスや商品、情報が集まっている。そんなインターペットですが、今回私にとって一番有益だったのは日本でペットの保護活動をしている公益法人などのブースで欲しかった情報が得られたことでした。私は常々から犬猫の殺処分の問題や保護活動、アニマルウェルフェアなど動物たちを取り巻く問題に興味を持っていました。いずれは自身もそういう活動に携わり動物たちに貢献したいという夢があるので、今回何かその糸口が見つかるといいなということも思っていました。

私はまた来年も楽しみに行きます。興味を持たれた方はぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。