【本当の動物愛護ってなんだ】NHK特報首都圏「どうする?ペットの“老後”~高齢化時代の最新対策~」をみて考えた

【動物愛護・猫をとりまく問題について考える】保護猫活動など
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ペットの高齢化問題も待った無し

先日、NHKの特報首都圏「どうする?ペットの“老後”~高齢化時代の最新対策~」を観ました。現在、日本の家庭の1/3でペットを飼っているということに驚いたのですが、(15歳以下の子供の数を上回ったというのも他の記事でみました)近年では「ペットの高齢化」が進んでいるということでした。これにはペットフードの進化、飼育環境(完全室内飼い等)、医療技術の進化などが関係しているそうです。

この番組を視た感想をひとことで言うと「人間と同じになってきてるんだ」と驚きました。介護される側の動物と、する側の人間の問題が、人間の高齢化社会の問題と構図が似ているんだなぁと・・・ペットの高齢化問題も待ったなしです。

猫たちは冬毛になってもふもふ度アップ!パンナはちょっとまんまるに…太ったように見えたので体重を測ったら3.7キロが4キロになっていました。冬だから蓄えているのか?しかし元気で長生きのためにはちょっとカロリー控えめにしなくては。)

老犬介護ホームを訪問。認知症になった犬たちの様子は…

レポーターの方が「老犬介護ホーム」を訪ねるのですが、ここには「寝たきり」や「認知症」になって通常の生活が自立して行えず、四六時中何らかのケアを必要とするわんちゃんがたくさんいました。

自力で起き上がることができなくなり、介護スタッフが食事や排泄の世話をしている子。床擦れ防止のために定期的に体の向きを変えてあげます。また、同じ場所でクルクルと回転し続ける子。これは犬の認知症の典型的な例だそうです。

一心不乱にドッグフードの入ったお皿に顔を突っ込み続ける子もいました。ご飯を食べているように見えて、実際は少しも口に入っていません。この犬は、認知症により物との距離感がつかめなくなり、うまくご飯を口に運ぶことができなくなってしまったとのことでした。

動けなくなったから、病気になったから…様々な理由をつけてペットを保健所送りにする飼い主

これらの老犬は飼い主によって、介護施設に入れられた子たちです。飼い主自身も高齢になって家族同然に暮らしてきた犬や猫を世話することが難しくなり、泣く泣くお金を払って施設にいれたという高齢男性が話をしていました。

この男性は奥さんに先立たれた後、犬と支え合って生きてきたが、四六時中介護が必要となった高齢犬の世話をすることは、自身の体力・精神的に負担が難しく、貯金を取り崩して介護施設へ入れたとのことでした。

このように家族として過ごしてきた犬や猫を大切に思い、施設に入れる人がいる一方、手に負えないからと捨てたり、保健所に持ち込んだりされる子が多いのも事実です。生き物ですから、いつかは老いて死んでいく。これは人間も動物も避けられない宿命です。昨日まで可愛がっていた子たちを、動けなくなったから、病気になったから、もういらないとどうして捨てられるのか、私には理解できませんが、実際そういったことが毎日たくさん起こっているのですよね。

ペットの高齢化と人間の高齢化社会の問題の一端を見た

いたずらに飼育放棄するのは以ての外であり論外ですが、現実問題として飼い主が先に亡くなってしまったり、金銭的に追い込まれてしまったりすることがあるということに、(実際、動物の医療費は高額ですよね)もっと目を向けて、それらをどう解決してくのかを考えていかねばならないと思いました。

 ★★★今日のパンちゃん ★★★

先日100均で買った猫じゃらし(ねずみ)がお気に入りなのはいいけれど・・・

なかなか一人で遊んでくれず、「遊べ遊べ・・・」とガンを飛ばして念を送ってくるパンちゃん。それでも無視し続けていると・・・

実力行使。「遊んでくれるまでガリガリしてやる〜」としつこく・・・

ついに折れて遊びに付き合うことに。おとなしく寝てくれるといいなと思って私の足元に座布団をおいてみましたが、遊びたい盛りのようで。今日も張り切ってジャマをしてくれるパンナさんです。

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