猫にとっては飼い主の邪魔をするのも仕事のうち…
私はこの8月から家で仕事をしています。本をデザインする仕事なのでPCとネット環境さえあればどこでもでき、特に問題はないのですが、ひとつ困ったことが・・・
パンナが張り切って邪魔をしてくるのです。
机の下から「ねぇねぇ」と肉球でツンツン押してきて、隙あらば「遊ぼうよ」と猫じゃらしを持ってきます。それ自体は微笑ましく、私も多少余裕があれば相手をしているのですが、バタバタして立て込んでいるときでも容赦がありません。そしてひっきりなしに持ってくるのできりがなくこちらが疲れてしまいます。(シアンは昼間の間、ほとんどおとなしく寝ています)
「ねぇねぇ、ちょっと遊んでにゃ!!」「遊ぶまでずーっとツンツンするんだからにゃ!」この子の獲物にかける執念といったら本当に感心します。私もこのくらい根気があって何かに打ち込んでいたら、今頃左うちわだよなぁとか思ってしまいます・・・
今までパンナは、私が出勤するとき毎朝玄関先までついてきて、出て行くのをじーっと見ていました。人間からしたら「あぁ、寂しいんだね、すぐに帰ってくるからね」と思うのですが、一説によるとあれは寂しいから見送ってくれるというよりは、猫からしたら親ごころらしいです。安全な”なわばり(家の中)”から外に出ようとしている飼い主の身を案じてくれているとのこと。「外へ行っては危険だから行かないほうがいいよ」と言っているのだとか。いずれにしても「うい奴よのう・・・」とほくそ笑んでしまうのですが。
(ちなみにシアンはもう長年の付き合いなので、ぜんぜん送り迎えはしてくれません。「ま、ほっときゃそのうち帰ってくるでしょ」って感じです)
しかし猫だって飼い主がいたらかまってほしい…
あまりにしつこく「遊んで」攻撃をしかけてくれるので、こちらも負けじとボールを転がしたり、あげくに風呂の椅子まで持ち出して猫じゃらしを差してみたり、なんとか工夫を凝らし、「ひとりで遊んでくれるよう」しむけようとするのですが・・・
風呂の椅子を段ボールの中に入れてみた。(トイレではありません)多少は遊ぶけど、すぐに飽きます。どうしたものか・・・
寝ているときは本当に静かで仕事も捗る。きっと世の中のお母さんたちはみなさん、こんなご苦労をもっとされているんだろう、うちの母だってこうして私を育ててくれたんだよななんてしんみりしてしまいました。(ただその安息はパンナが寝ている間だけのもので、またすぐ嵐がやってきますが・・・)
そのうちに兄ちゃんのシアンが起きてきました。「またやってるね、この子」というあきれ顔で私を見ています。シアンが起きるとパンナがちょっかいを出すので、今度はおっかけっこが始まり、それはそれで騒がしい。。。
飼い主は猫に邪魔されない方法を必死で工夫する
しばらくこの「猫に仕事の邪魔をされる」テーマは今後も続きそうです・・・
いかに邪魔をされないようにするか、人間も知恵を絞ってみようと思います。昨日早速amazonで「猫を自動で遊ばせるおもちゃ」をポチりましたので、届いたらそちらのレビューもお知らせしようと思います・・・