【猫が吐くとき】高齢や病気時など体力が弱った猫の食事について

【猫の病気について考える】猫の糖尿病闘病記など
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猫が吐くのは当たり前と思って油断していると病気の兆候を見逃す

いつにも増して今年は忙しない年の瀬で最近猫たちにきちんとかまってあげられてないせいか、昨日おやつをあげたら我が家の猫シアンが吐きました。猫って結構吐きますよね。

健康な子、若い子でもがっついて食べるとそのままフードを吐くし、猫草を食べた後毛玉を吐いたりするので、吐く事自体が全て病気だということではないようです。吐いた後本人(猫)がケロッとしていて食欲があればそんなに問題はないようとのこと。ただ、高齢猫の場合は特に「どんな状況で何を吐いたか」を注意してみてあげなければなりません。

高齢猫仕様にしたフードを食べるシアン。彼はえり好みもせず食べてくれるので助かっています。

フードはきちんと年齢ステージにあったものを与えよう

シアンは以前から結構吐くことが多く(ダブルコートで毛の量が多いことや、猫草を好んでよく食べている事とも関連があるのかなぁと思っていましたが)、いつもケロッとしているのでそんなに心配はしていませんでした。ただ最近13歳を超えたくらいから吐く頻度が少し増えたようで、さすがに気をつけねばと思います。

あまりに吐くようなら病院に連れて行かねばと思い様子を見ていたら、どうやら「おやつをあげた時」、「長い空腹時間空けのご飯時(特に朝食時)」、「別のフードをあげた時」に吐いていました。ネットで調べてみると高齢猫はやはり年とともに消化器官が衰えるので、消化に悪いものをあげてはいけない(胃を荒らして、嘔吐物に血が混じる事もある)ようだとわかりました。

ウェットフードを混ぜてあげるとペロリと食べてくれます。猫ってこれ好きですよね。ふたりとも開けると走ってきます。

おやつのあげすぎにも注意

やはり人間が何かを食べていると猫も欲しがるし、そのたびに猫のおやつを持ってきてあげてしまっていたのですが、年齢的にご飯以外の嗜好品はあまりあげられないようです。(大好きだったカニカマスライスや、ゆでた鶏ささみ等、今まで大丈夫だったものも吐いてしまうようになりました)1歳半の若いパンナと同じペースで接してはダメだなぁと反省しました。

そこで最近は今まで食べていた「ネスレピュリナワンの11歳以上用腎臓ケア」に少量水を入れ、電子レンジでチンしてふやかしてからあげています。ただそれだけだと、やはりあまり美味しくないのか食いつきがよくないので、ウェットフードを混ぜています。(飼い主からすると「人肌にあったまったウェットフードのにおい」を嗅いでいると、生臭くてちょっと気持ち悪いのですが、シアンは気に入って食べてくれているので我慢です・・)

ほとんどなくなりました。あまり偏食にしてしまうと、「年をとったり病気になったりした時フードを変えても食べてくれなくて困る」と獣医さんの本で読みました。若い猫のうちにある程度 、いろいろなもの(猫用の食品)を食べさせておくといいそうです。

高齢猫は特に注意して体調を観察しよう

高齢猫になると、若い猫のときよりちょっと調子が悪くなったりすることはあるのだと思います。(人間もそうですよね)そんなとき、もちろん大事に至る前に獣医さんに診てもらうことが重要なのですが、猫ってスーパー内弁慶なんですよね。

へたをしてそんな大事でないのに頻繁に病院へ行ったりすると、(飼い主は安心しますが)猫は一層体調が悪化したりもしかねません。猫はどこか悪くてもそれを隠そうとするらしいので(弱っていることを悟られると襲われるからという、野生の「生命を守る本能」だそうです)、注意深く見守って今何をするのがベストか、飼い主さんがきちんと判断してあげたいですよね。

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